今こそ手を取り合う時

ITはアジア全体に広がりを見せていき、アジアを中心としたITビジネスを立ち上げようとしている方がいるのではないでしょうか。人によっては、同じアジア人だからこそ手を取り合ってITのベンチャー企業を軌道に乗せていこうという会話が交わされることがあるでしょう。また、同じアジアだからこそ互いが切磋琢磨し合ってライバルとして意識していくことで向上心をあおって、成功へと導いていこうとする考え方があっても不思議ではないと思うのです。
経済大国として名を馳せるようになった中国と手を組めば、日本のITは飛躍的な発展を遂げていくだろうと考えている方は少なくないでしょう。中国との間に本当の意味での友好関係を取り戻せたときに、日本の情報化社会は現実味を帯びるようにして中国を取り巻いた緊密なネットワークを築いていくことでしょう。そして、アジアの中で発展途上国に目を付ける日本人がいて、その国との間にITを中心としたビジネスを展開していこうとする考えがあると思うのです。IT文明はアジアがあってこそ成り立つのだと言えるくらいにアジアの国との間に深いつながりを持つことで、今後の発展につながるアジアの国と共に新たな可能性を見いだしていくのです。日本は情報社会としてのポテンシャルがある国との間にIT社会を発展していこうとする誓いを立てることで、日本のITの伸び代は飛躍の可能性を帯び始めていくのです。アジアの中の発展途上国が想像以上のダイヤの原石だと気付かされることは往々にしてあることなのですから。